建物の救い方 生かし方。

中軽井沢エリア


縁ありまして、とても古い建物が並んでいた廃屋のうち2棟を、お引き受けさせて頂きました。
元々は4棟並んでいましたが、2つを先に解体され、直す前提で放置され続けていた2棟。


こちらはゆっくりと解体を進めて頂きながら色々と検討を重ねましたが、手直しは断念しました。こうした姿にすると何とかなりそうとも検討したのですが、快適な心地よい建物に育てるには制限があり、断念。その代わり、一番古い小さい建物を生かすことに決めました。

そちらも解体を考えていましたが、狭小地につき再建築時は道路後退など厳しい制限がつきます。小さいがゆえに出来ることが限られますが、限りの中で出来ることが浮かびますので、中をスケルトンにして 創造と妄想中です。



追分のぼろ山荘をDIYとおじいちゃん大工の力を借りて再生してきた経験を生かしたいと思っているのですが、、
「商品にするか」「遊び場集いの場にするか」「賃貸にするか」「バケーションレンタルにするか」

目的によって、かけるエネルギーと時間とお金が変わってくるため、ゆっくりじっくり迷っています。


自分でやるもよし、リノベの建築系の方に託して仕上げてもらうもあり、このままの素材を愉しんでくれる方に繋ぐもありか、やすく。まだまだ融資を受けられないため、自力でやるには限度があります。
案のプロデュースと見積もりをとっておくべきか、あとまわしにすべきか。

迷うところではありますが、
最初の動機は「周辺環境にも配慮して明るく爽やかな場所にする。」ことでしたので、まだ途中ではありますが夏前にここまで進められたことにホッとしています。


廃屋のままではよろしくないです。
壊すは簡単かもですが、生かされたいと感じる建物については、そのままではなく「リフォーム素材」として中をスケルトンにしたりの状態まで手を入れて、あとはご縁の先の方の判断に合わせて 補助役にまわる形で建物を救い生かすのも モリノワらしいかな、と思い始めています。

決断できていない途中の姿ですが、まあ気負わずそのままも記事に残してみたいと思いましたので。
ここからの変化なども、たまに残していきますね。

櫻井貴弘

櫻井貴弘

軽井沢のリゾート会社不動産部門で17年、不動産仲介とサービス業を続けてきました。軽井沢ファンを迎えていくとともに、今までこの町を選んで下さった方々により楽しい軽井沢ライフを送って頂けますよう、暮らしのコーディネートと遊びの繋ぎをしていきたいです。宜しくお願いします。

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