離山のふもとにある軽井沢現代美術館。
とてもアクセスの良い立地なのですが、国道から少し入った林の中にあり、「日々の往来の中で視界に入り、ふと立ち寄る場所」ではありません。だからこそ、緑と霧に包まれたゲートをくぐって入るここは、非日常の空間でアート鑑賞に浸ることができる、とても軽井沢らしい美術館です。この現代美術館が今月閉館すると知り、改めて行ってきました。
稚拙な表現でお恥ずかしいですが、「これは何」とか、単純に「美しいな、きれいだな」と理解することができないタイプの現代アートがあまり得意でない私…
ですが、軽井沢現代美術館に展示されているアートは、草間彌生さんのカボチャであったり、奈良美智さんやロッカクアヤコさんの女の子であったり、とっつきやすい現代アートなので、私にもとても楽しむことができました!
また、今は閉館前最後の展示ということで、個人コレクターの方々からお借りした作品も展示されているようで、大変豪華な内容となっています。実は以前一度だけ行ったことがあるのですが、その時より今回はずっとずっと作品に惹き込まれて鑑賞させていただきました。

受付で貸してもらえる「ピクトくん」や実際の人物を写り込ませれば、写真撮影もOKです。
階段の途中には、アートポスターをさりげなく飾っている子供部屋などの写真を集めたファイルが置いてあったり。「身近にアートを楽しんでね」という、美術館からのメッセージを感じました。
東京神保町の海画廊さんの運営だったのですね。
ミュージアムショップの商品もとてもセンスが良くて魅力的でしたよ!

お時間がありましたら是非。9月23日までの開館です。

しらいし みほ
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