今日は改めて、モリノSUBACOのプランを描いてくださっている和氣さんのご紹介をさせていただきたいと思います。
私(白石)が初めて和氣さんとお会いしたのは2年程前になるかと思います。モリノワのお客様の設計のお打ち合わせに同席させていただいた時でした。さくらいさんは、もっと遥か前からのお付き合いです。私自身も、和氣さんとお会いする前から、和氣さんが設計された建物は拝見していて、「素敵だなぁ~」「やっぱりいいなぁ~」と思っていました。
和氣さんは現在、「ルスカデザイン建築設計事務所」の代表でいらっしゃいます。
私から色々と語るのはおこがましいので、皆様には是非サイトをご覧いただきたいのですが、私が和氣さんの設計された空間に入った瞬間に「いいなぁ~」と感じる根拠を、和氣さんの言葉の中に見つけましたので、今日はその言葉をご紹介させていただきます。
それは、
「僕は『自分の作品』を創りたいのではなく、その家に住む人を幸せにするために設計をしています。」
だから、
「僕はお施主さんの希望を否定することはないです。『返し技』で返していきます。」
つまり、全てはお施主さんの幸せのために設計をし、そのためにはお施主さんの要望をまず受け容れた上で、和氣さんならではの「ではこうしたらどうでしょう?」と、より良い提案を投げかけて一緒に考えていくことで、お施主さんのイメージ以上のプランを作っていく…そうしてつくられたお家が完成して、お邪魔すると、お施主さんはそれはそれは嬉しそうなのです(^^)
「お施主さんの幸せのために設計をする」って当たり前のことではないの?とも思うのですが…。
「『建築家〇〇の作品』として美しいものをつくる」ことに重きをおかれる建築家さん
「施工側にとってやりやすい方向」に誘導したい設計施工事務所さん
もいらっしゃるので、本当にお施主さんの幸せを想って建てられた家は、お施主さんもお家もニコニコしているように、私には見えるのです。
コメント